当教室では小学生以下の生徒さんの保護者の同伴はお任せしていますが、色々なタイプのお子さんがいます。
①1人では不安だけど、お母さんに見守ってもらうと安心して弾ける子。
②1人でもしっかり受け答えはできるけれど、よく弾けたときの自分の姿はお母さんに見ていてほしい子。
③本人がなかなか喋らなくて、ついなんでも横から代わりにこたえてしまうお母さん(;^ω^)
私が大事にしていることは、
・レッスンでは生徒さん本人がリラックスしてのびのびとピアノで表現できること
・その日レッスンでやったことをきちんと理解し、お家でも練習できること
です。
いくらのびのび楽しくても、「その日レッスンで何をやったのか」「おうちではどう弾いたらよいのか」が本人に伝わっていないと、レッスンを受けていただいている意味がありません。
(もちろん連絡ノートにその日の内容は書きますが)
レッスンに慣れてきたなという頃合いをみて、「来月から〇〇ちゃんだけで受けてみますか?」とお声をかけます。
入会されて数か月の女の子。これまでずっとお母さんが入室されていましたが、初めて一人でレッスンを受けました。
終わってから、「今日は先生と二人っきりだけどどうだった?緊張した?」と聞くと、
「ううん!先生と二人でナイショの話してるみたいで楽しかった!」と( *´艸`)
考えてみたら、小学低学年で大人の人と1対1で過ごすなんてあまりないですよね。
ピアノの先生は、子どもたちにとって親御さんとはまた別の「自分をさらけ出してなんでも話せる人」という存在でありたいと思っています。