ひろみ音楽教室

2019年のレッスン終了しました
2019/12/31 公開
小学3年生のAちゃん、音楽は大好きなのに、どうも両手で弾くのが苦手(>_<)
お母さんにこっそりと「もしかして、体育苦手じゃないですか??」と聞くと、「実はそうなんです~~」と。
手指の巧緻性は身体能力とも関連があるのではないかと思います。

そんなAちゃんもこの1年、コツコツと練習を重ねてレパートリーも増え、9級グレードに向けて両手カデンツもサッと弾けるようになってきました。継続することの大切さがAちゃん本人も実感できるようになってきたことで、以前よりも何事にも根気強く取り組めるようになったと思います。ピアノに限らずどんな分野でも大事ですよね。

次回への宿題はモーツァルトのメヌエット。この曲は最後のほうに「偽終止」があります。あえてそのことには触れず私が弾いて聴かせ、「何かいいなあと思ったところはある?」と聞きました。
そうすると、やはり偽終止の箇所を指差したので、「どういうところがいいなあと思ったんだろう?」と重ねて聞いてみると、しばらく考えたのち、「楽譜の音は2つだけ(レとファ)だけなのに、いろんな音がフワァってピアノから聴こえてくるところ」と。

なんて素晴らしい感性!!と感動しました。
今は思うように指が動かなくても将来きっとステキな演奏を聴かせてくれることでしょう。



部活動で来られなかった高校生の振替レッスンを30日の夜にして、2019年のレッスンが全て終わりました!
音楽大学の推薦入試に合格したり、合唱コンクールで伴奏者賞をいただいたり、一から始めた大人の生徒さんも今では両手でピアノを奏でられるようになり、、、当教室に通って来てくださっている生徒さん、子どもから大人までピアノを楽しめた一年でした。