先日、東京へレッスンを受けに行って来ました。
今回は主に来月に控えた発表会の講師演奏がメインです。

2カ月に１度、昨年よりみていただいた曲ですが、
先生のご指導は段階を踏んでいるのがわかります。
原型をとどめない練習を経過してからでないと
完成へは近づきません。
なんとなく本番の演奏を目指してしまうと
真似で終わってしまうのでしょう。

始めは、左手の伴奏を鳴らすという練習をしていました。
伴奏はバランスを考えて抑え気味になりやすく、
全ての音が聴き取りにくくなりやすいです。
自分にわかるように弾く過程を経ています。
その後、和音によって重さを変えます。
役割で弾き方を変えていきます。

メロディにコードで伴奏を付ける考え方や
パートを分けて分解する方法も、
日頃生徒さんにお話してはいますが、
指導を受けると自分にとっても大切だとよくわかります。

本番が近づいて来ましたので、
わかっている内容を
さりげなく通すという弾き方へ進みます。
詳しく知る前は速く流せたはずなのに、
伝えたいと思うとそう速くは弾けません。

当日ちょうど良い状態を保てれば
きっとお客様に気に入っていただけるはずです。