こんにちは。アミュレットピアノ教室です。
発表会を終えて生徒さん達のエピソード、コメントを紹介します。
その1)生徒さんのお母様が教えてくださったエピソード
発表会を終えてお家に帰ってからの会話。
母:「今日で、”よろこびのうた”を弾くのもおしまいだねー。」
A君:「え?まだ弾くよ。だってまだ完璧じゃないもん!」
本番が終わるとほっとして、その曲から離れてしまうことがよくありますが、ステージで弾いたからこそ、もっとこう弾きたかったという思いが出てくることは大切ですし、それを感じているとは感心しました。
彼は発表会があった日の夜、東広島であったN響のコンサートを聴きに行っていて(私も偶然いました)その日はオール、ベートーヴェンのプログラムでした。大変感銘を受けた様子で、先日のレッスンでは突然、交響曲第5番『運命』4楽章のフレーズを熱唱しながらエネルギッシュな指揮を披露してくれました。
お家でもよく振ってるらしく、お母さんにアインザッツ(入って〜!の合図)が突如くるのでお母様はエアーバイオリンで参加するそうです。
あの日彼はベートーヴェン三昧な1日だったんだな、すごく良い経験をしたんだなと微笑ましかったです。これからも、ベートーヴェンのこと音楽のこと、色々調べたり、聴いたり曲を弾いたりしていこうね!
その2)発表会後に書いてくれたお手紙から
発表会後に頂いた生徒さんからのお手紙より
『本番では順番が近づくとだんだんと鳥肌がたってきたけれど、ピアノにふれると緊張がほぐれていきました』
いつも誠実に真っ直ぐピアノに向き合い、耳を澄ませてピアノを弾いている彼女ならではのコメントだと思いました。ピアノと仲良しなんだな、あの日弾いたベヒシュタインのピアノとは、初めましてだったけど、きっと彼女はすぐ仲良くなって気持ちよく弾けたんだな、と思うと嬉しかったです。
今回は二つのエピソードを紹介しましたが、他にもそれぞれの生徒さんに様々な思いやエピソードがあったと思います。
生徒さんからは勉強させてもらうことがたくさんでいつも感謝でいっぱいです。
ただ今レッスンはお盆休み中ですが、またお休み明けに元気に会えるのを楽しみにしています。