あんどうピアノ教室 安藤佳代です。
今日はレッスンをお休みにさせていただき、ミハイル.プレトニョフ のピアノリサイタルを聴きに行ってきました。
プレトニョフといえば、指揮者としても有名ですが、21歳でチャイコフスキーコンクールを制しているピアニストとしても有名な方です。
今日は、オールショパンプログラム。
円熟した素晴らしい演奏の数々。とにかく、音が美しい。キラキラした音、ハーフタッチでの軽やかな透けるような響きの音、そして重厚な低音。全ての音に魂が宿り、それぞれの音の行方が伝わってきます。
幾度となく色々なピアニストの演奏を聴いてきた曲や私自身も弾いたことのある曲でしたが、プレトニョフ独自の捉え方が心地よく自然に思え、心に響いてきました。
アンコールはグリンカのひばりとモシュコフスキーのエチュードO p.72-6。どちらも美しすぎる響きに吸い込まれ、心が洗われるような不思議な感覚を覚える素敵な瞬間でした。
本当に素敵なコンサートでした