あんどうピアノ教室 安藤佳代です。
今日は(財)ヤマハ音楽振興会の研修会に参加してきました。
その中で興味深かったのは、敵期教育の話です。
音楽を聴きとる力(音感)を育む時期として音楽的聴感覚が著しく発達する幼児期が適している事は以前から言われていますが、
今回、新たな研究結果として発達曲線が示されました。
*発達の順番はこれまでと同じく
音感(音楽を聴き分ける力)
→手指の巧緻性(手指の器用さ)
→読譜(楽譜を読む力) なのですが、
*音感は3〜5歳(これまでは4〜6歳)
*手指の巧緻性は3〜7歳(これまでは6〜8歳)
*読譜は5〜8歳
の時期に急激な上昇が見られるとのこと…
音感教育、手指の巧緻性ともに、3歳から育まれていくのですね。
3歳は子供によって違いはあるのですが、色々なことへの興味や関心が増し、やってみたい、知りたいといった好奇心や探求心も旺盛になる時期。
さまざまな思考をめぐらし、知能も発達し、遊びや日常的な動作の中で、学んでいきます。その時期に色々な音楽に触れる事で豊かな感性が育まれるのですね…。
子供たちのキラキラした楽しそうな笑顔が見れるように、1人でも多くの子供たちが音楽が好きになってくれるようお手伝いしていきたいと思います