あんどうピアノ教室 安藤佳代です。
今日は、大阪フィルハーモニー交響楽団 京都特別演奏会に行ってきました。
プログラムは、
スクリャービン ピアノコンツェルト OP..20
ブラームス 交響曲 第1番
ソリストは アレクサンダー・ガジェブさん
指揮は 秋山和慶さんです。
アレクサンダー・ガジェブさんは、2021年のショパンコンクールで第2位に入賞されたピアニストで、ソロリサイタルも聴きに行ったことがありますが、演奏に引き込まれるような感覚だったことを覚えています。
今回は、当初、ショパンの予定でしたが曲目変更でスクリャービンのコンツェルトになりました。
スクリャービンの曲は、ロマン的なスタイルにロシア風の色合いを含んでおり技巧的にも音楽的にもとても難しいのですが、その色彩感はとても美しく、ガジェブさんの奏でる音色がより引き立つとても素敵な演奏でした。
アンコールはショパンのノクターン 第4番とスクリャービンの24のプレリュードより第5番の2曲。
会場が静まりかえる美しすぎる音色に感動しました。
後半はブラームスの交響曲第1番。
82歳とは思えない秋山和慶さんの力強い指揮も素晴らしく、壮大な曲調を引き出している素晴らしい演奏でした。
京都コンサートホールで聴く大フィル、フェスティバルホールとはまた違う響きを楽しむことができました。