あんどうピアノ教室 安藤佳代です。
小さい子の導入のレッスンでは、日々、悩みが尽きません。どうなればいいのかはわかっているのですが、子供ごとに筋肉の発達を含む身体能力も、理解力も違い、生徒の様子をよく観察し、言葉がけをしていくのですが、本当に難しい…
ピアノをはじめて数ヶ月、ただ音を出してすぐに楽しく?したいところ、心を鬼にして?
あと少しで演奏がとっても良くなる事がわかっているから…頑張ってほしい…
そんな中、オンラインで、伊藤佳美先生の脱力についてのセミナーがありました。アレクサンダーテクニークという演奏するための筋肉の使い方などを研究されている先生で、解剖学のような筋肉の絵などをみながら、脱力についてお話してくださいました。
脱力が1番上手なのは赤ちゃん。
なるほど … 頑張って弾こうとするほど、筋肉に力が入ってしまうのですね…。
オーストラリア ザルツブルクにあるモーツァルテウム音楽大学でレッスンを受ける前に行われているという上腕部の脱力の話や、アメリカ、ジュリアード音楽院でのテクニック奏法にまつわる話などもとても興味深か聞かせていただきました。
脱力、簡単なようで やっぱり 難しいですね…。