奈良市 学園前
あんどうピアノ教室 安藤佳代です。
子どもの生徒たちを指導していて
常に気になっているのは、指のことについてです。
幼稚園年長さんのTちゃんもその1人。
いっぱい練習してくるし、とってもよく弾ける子ですが、
関節がもともと柔らかいこともあり、
うまくお山が出てきません。
ジヤンケン ぐー✊のまま、ゆっくり指を広げて…
あ〜〜 お山がなくなった〜
さあーもう一度…
ジヤンケン ぐー✊のまま、ゆっくり指を広げて…
こんどは、いい感じ!
さあーもう一度…
ジヤンケン ぐー✊のまま、ゆっくり指を広げて…
そのまま5本のお指全部で弾くよー
せーの…
やった〜〜!大成功‼️
子供に多く見られるのは、
指の第一関節が反ってしまう弾き方です。
関節ががまだ出来上がったおらず、
柔らかいからと言うこともいえるでしょう。
無理やり矯正すると、今度は膝や手首に力が入り、
下手すると、第三関節が凹み手首が上がるかなり歪な手の形になってしまいます。
また、第三関節を出す、いわゆる指の山(私はそう呼んでいるのですが…)が
なかなかできない子もいます。
ジヤンケン ぐー✊ はできるのに指を動かしていくと…
お山が消えちゃう…??
でも‼️
お指を直すと、待っているのは良い事だらけ!
速くても粒がそろって綺麗に弾けたり-
色々な感じの音が出せたり-
強弱がはっきりつけられたり-
響きの良い美しい音にも近づきます!
さあ〜 みんながんばれー!!
いつか、きっとお山のある綺麗なお指になるからね?