奈良市 学園前
あんどうピアノ教室 安藤佳代です。
中井正子先生 ラヴェルセミナー4回目に行ってきました。
今回はクープランの墓全曲を取り上げてくださいました。
クープランの墓、
プレリュード、フーガ、フォルラーヌ、リゴードン、メヌエット、トッカータ と言うバロック的曲名がつけられている6曲からなり、
クープランと言うフランスバロックで有名な人物の名がついているが、各々の曲には別の捧げられている人がいることから、18世紀のフランス音楽全体に捧げられた讃歌とも言われています。
ラヴェルのオーケストラ編曲は素晴らしく、
同じ曲がオーケストラで演奏される事もあるが、それは、全く異なるものとして捉えていいと中井先生は言われていました。
実際、聴き比べてみると、楽器が異なると、これ程まで変わるのか…と驚かされます。
中井先生は小柄でいらっしゃり、手も小さかったために弾くのを諦めていた曲を、パリ国立高等音楽院時代に教えていただいた弾き方や、よく耳にする弾き方は実は誤りで、正しくは…などと、目の前で弾いていただきながらの説明、毎回ですが、本当に素晴らしくお腹いっぱい胸いっぱいの中 午後からのレッスンへと突入します。
今回で中井正子にお目にかかることも無くなってしまうのか…?
と思っていましたが、開催時期ははっきりしないとのことですが、
次回はショパンシリーズをしていただけるようです?
その案内を心待ちにしたいと思います!