こんにちは♪
東代ピアノ教室です。
今日は
モチベーションについてのお話3 です。
ピアノを習うなら毎日練習して当たり前。
私もそう思ってきましたし、
多くの親御さんはそう思っています。
習っているのに練習しないなら
もったいないからやめて欲しい。
そう思われるでしょう。
しかし私はそうは思わないのです。
将来ピアニストになりたかったり、
コンクールで成績を残したかったり、
大きな目標があるのなら、
必死で練習しないと目標達成は無理です。
しかし!!
ほとんどの親御さんは
「楽しく長く続けられたら♪」
とおっしゃいます。
そのためには、まず練習を強要しないことからはじめましょう!
そして、1回でも自らピアノに触ったら
「お!ピアノ練習して偉いね。また聴きたいな♪」
と、喜んであげてほしいのです。
練習をしてこない生徒さんの多くは、私は何も尋ねていないのに、
この1週間いかに忙しく、練習できなかったかを説明してくれます。
本当は練習すべきだったと、わかっているのです。
「まぁ忙しかったのね。いいわよ。先生と一緒に練習しましょう」
そう言うと、ほっとしたお顔をして楽譜を開きます。
実際、先週から1ミリも上達はしていません。
上達ゼロどころかマイナスになっている場合もあります。
でもそれも本人も痛いほどわかっているのです。
でも、レッスンには来たのですから、それだけで◯1つGetです♪
レッスン中、音は必ず自分で読んでもらいます。
私は教えません。
ヒントはあげますが、自分で読んでもらいます。
必要であればドレミも書き込みます。
ドレミを書くことを嫌う先生もいらっしゃると思いますが、
私は、書いてよいと思っています。
ひとつひとつ丁寧に読む癖が付きますし、
安心して弾ける喜びを感じられるからです。
便利なフリクションペンを使えばあとから簡単に消せます。
「弾けるようになったら消せばいいじゃない。
そしたら書き込み無しでも弾けたということだもの!」
この提案は、ドレミを書き込むことをプライドが許さないお子様の心を
軟化させてくれます。
ドレミは、必ず書き込まなくても読める日が来ますから、
気長に待てばよいのです♪
そして、
「来週も忙しかったら一緒に練習しましょうね。」
と伝えます。
すると、翌週も安心したお顔でレッスンに来てくれます。
そして、また一緒に丁寧に譜を読んでいくのです。
このルーティンを繰り返していくうちに、
譜読みができるようになり、あの曲弾きたいな。
家でも弾いてみようかな。
に繋がった例をたくさん見てきました。
譜の読み方は性格によって違いがあります。
同じ山頂を目指すけれど、ルートがいくつもあるのと似ています。
この性格の違いを見分ける方法があるのですが、
このお話はまた別の機会に。
当お教室では無料体験レッスンを行っています♪
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