ご家庭宛ての1月最初のご挨拶メッセージでは
いよいよ発表会に向けて本格始動すること。
ゴールが決まっているのでどうしても真剣なレッスンになること。
普段ぬるま湯レッスンに慣れている子たちなので
びっくりして辞めたくなるかもしれないこと。
をお伝えしました。
実際にレッスンが始まると
早速ピアノをやめたいとお母様に伝えた生徒さんがいました。(笑)
が、私からあらかじめお伝えしてあったので、
お母様が上手にお子様にお話をしてくださいました♪
「なぜ先生が今までと違う雰囲気だったのか。嫌になっても頑張ることの大切さ。を本人に伝えました。でも、目的のためとはいえ、楽しくないことを無理にさせるのも難しく、葛藤もあります」というメッセージをいただきました。
確かに!!
目的のためとはいえ、その道のりが楽しくなかったら、
次にレッスンに行きたくなくなってしまうし、
発表会はもう嫌だ。。と思ってしまう。
本番弾ききった達成感を得たとき、
すべて帳消しになるのだけれど、
今はまだわからないよね。。
さじ加減一つで好きと嫌いができてしまう。。
と身が引き締まりました。
翌週元気にレッスンに来てくれ、
「発表会は出るかわからないけれど、やっぱりピアノは続けたい!」と。
よかった♪
お母様のお陰です!
「いいよ。発表会にも使えそうな曲を楽しく練習して、
出れそうだったら出ようよ!」
彼女には、この形がベストだと思いました。
別の5歳ちゃんのお母さまは
「先生厳しくなるかもよ。」と伝えたら、
「きびしいってなぁに?」と聞かれたそう。(笑)
伝わらなかったかぁ~!
また別の7歳ちゃん。
「今日はレッスンきびしかったけど、
発表会で上手に弾けたら厳しくても頑張ってよかったって
絶対思えると思うから、厳しくても頑張る。」
そう、自分に言い聞かせるように、私に話して帰っていきました。
きっとご家庭でそのようにお話してくださったのですね。。。
ありがとうございます。
コンクールに出れるほど日々練習ができているお子様たちとは
また違った形でのピアノレッスンですが、
私のピアノ教室にご縁のあった生徒さんは
誰一人としてピアノを嫌いにさせない!と決めています。
興味がなくなってやめてしまう子はいますが、
嫌いにはなりません。
だから、またいつかピアノが弾きたくなるはず♪
そんな入り口のピアノ教室でありたいと
いつも思っています(^^)