レッスンツアーで、数年ぶりの長野。
信州好きの私としては、ここまで来て、このまま帰るわけにはいかない。。。
お蕎麦だって食べなければ。。。
そんな思いがフツフツと。
そこで最終日は、ひとり松本からローカル線に乗り、ミニハイキング。
出発前に松本駅から見えた景色に、あっ、と息を呑みました。
山が高い。
そして白い。
空は青い。
前日は霧で景色が全く見えなかったのです。
どうしても毎日眺めている神戸の山並みと比べてしまい、その存在感に圧倒されてしまいます。
久しぶりの北アルプス。
その景色だけで、気分はもうすっかりリフレッシュ。
そしてしばし車窓の景色を眺めながらローカル列車の旅。
山間のそば集落へ。
青い空と北アルプス、のどかな田園風景を楽しみながらハイキング。
美味しいお蕎麦にも出会えて、至福のひと時。
は、ここまで。
携帯のナビを使いすぎたか、写真を撮りすぎたか、お昼には携帯の充電が切れ、路頭に迷うハメに。。。
自らの勘を頼りにさんざん歩き回った末、地元の農家さんに
「駅はどちらでしょうか?」とお尋ねすると、
「駅!?」
「この辺にはないで!」と驚かれ、
「駅から来たんですけど…」と言うと、
「え〜?」と驚きながらも親切に説明してくださり、お礼を言ってお別れしました。
でもしばらくすると、軽トラックで追いかけて来てくださり、
「だいぶ遠いからな、送ってやるよ〜」と、最寄りの駅まで送ってくださいました。
親切な方にお会いできて、松本まで、そしてその夜には神戸まで、無事帰ってくることができたのでした。