幼児でも大人でも、初心者でも音大受験生でも。
「歌って弾く」
音楽の基本です。
他の楽器だと、
弦楽器・・・フレーズの長さによってボウイング(弓の動かし方)が変わる
管楽器・・・ブレスを「どこで」「どれくらい」するか、考えて吹く
声楽・・・歌詞の中でどの言葉を強調するのか、どのように表現するのか?
旋律を演奏する、ということだけでもこんなにいろいろなことを考えないと演奏できませんよね。
それに対してピアノは、極論ですが「指を動かせば」いつまでも(笑)弾くことができます。
でもそのような演奏は、聴いていて息苦しくなったり、何も心に響きません。
ピアノを練習するときには、旋律をよく歌ってくださいね。
フレーズはどこからどこまで?フレーズの中で一番言いたいこと(大事な音)は何?
バッハのようなポリフォニーの曲の場合は、いくつもの旋律が同時に歌っていて、それが美しくアンサンブルできている状態がよい演奏と言えます。
音楽は、歌詞が無くても作曲家や演奏家の想いが聴いている人に伝わる、素晴らしいコミュニケーションのためのツールになります。
これはどんなにAIなどのテクノロジーが発達しても、生身の人間でしかできない、そしていつまでも人間に最も必要なことであり続けるでしょう。