レッスン室出入りの際、中1さんと中3さんがすれ違いざまに「こんにちは~」と挨拶をかわしています。
私から促したのではなく、ごく自然体で。
お二人とも音楽系の同じ部活に所属している先輩後輩です。小学校の時もやはり音楽系のクラブで一緒となり顔見知りだったようです。たまたま今年度のピアノレッスン枠が前後となり、こんな光景を目にして私もなんだかほっこりした気持ちになります。
各家庭の都合があるかと思い、私の教室では発表会で合奏の企画はしていません。毎回ソロ演奏と連弾のプログラムです。
それでも参加してみたら「あ~!●ちゃんだ~!」ということはよくあるようです。
当教室には複数の小学校から来て頂いていますので、中学で統合されて「あ!ピアノで一緒だよね」ということもある様子。又は幼稚園が一緒の仲良しさんが小学校は学区が別で離れ、レッスンですれ違って「バイバ~イ」とニコニコ。保育園・幼稚園で知らなかった子たちが小学校で同じクラスなどなど。
ピアノがある程度弾けるようになるのに数年かかります。その為、個人レッスンの教室でも発表会に参加したり、或いは出なくても聴きに来てくれたりすることで子供たちの繫がりが自然と出来てくるようです。(色々なお考えがあるかと思いますので、私が仲介することはないです)
学校生活では知らなかった友達のピアノ演奏姿!互いに良い刺激になりつつもレギュラー枠争奪のような競争ではないですから、和気あいあいとした雰囲気です。
私自身の経験でもありますが、学校以外のコミュニティに属することで、少し視野が広がる気がします。ピアノにご興味がある方は、お気軽にお問合せ下さい。