調律をお願いした後のピアノを弾くのは、やっぱり気持ちいいなぁと思います。
調律といえば、以前こんなことが!
生徒さんが病欠の際、動画の添削レッスンをしているのですが、生徒さん自宅の電子ピアノ演奏動画を見てとても混乱した経験があります。
手元は合っている。でも聞こえてくる音が違う!
楽譜を見ながら聞くと余計に混乱する!
微妙な違いではなくて、全部半音ずれて聞こえてくるのです。お母さまに確認して頂いたところ、やっぱり!!お子さんが電子ピアノでなんらかの操作をし、ピッチの設定を変えていたようです。
微妙に1つ狂っているわけではないので、気にならない方もいるかもしれませんが、長年現代のピアノ調律に慣れて弾いている人にとってはとても違和感があります。
音感を身につけ途中のお子さんでも「あれ??」と感じている方もいるかもしれません。
電子ピアノは調律いらずですが、こういったこともありますのでちょっと気にして確認してみることをお勧めします。
我が子が低学年の頃、学校のキーボードで歌唱の音取り練習のお手伝いをした際、担任の先生が何かのボタンを押し半音変えてしまって混乱したと話していたことがあります。
例えば
ハ長調を半音上げる→変ニ長調
ハ長調を半音下げる→ロ長調
このように違うのです。
その先生は何らかの意図があってボタンを押したそうなので、「わからなくなるから、それなら『●調に移調して!』と頼んでくれたほうが、自分で押える鍵盤変えて弾きやすいって言おうかな」と話していたことも思い出しました。