今年もクリスマスプレゼントをお渡しする際に、
ジングルベルを弾いてもらっています。
「ジングルベル両手で弾ける?」
という問いかけに様々な反応があって
面白いです。
私が一緒に連弾したいので、
条件は両手でメロディを演奏することです。
大変な人は右手だけでも許可します。
楽譜を見なくても弾けると仮定して、
私の伴奏については
ピアノでわくわくクリスマス
全音楽譜出版社を使用しました。
「弾けない。」と言う生徒さんも、
5分後に連弾しています。
「弾けた。」と自信を持って嬉しそうです。
「弾けるよ。」と言って、サビだけでなく、
始めから通して弾ける生徒さんもいます。
ヘ長調で楽しんでいる耳が良い子もいました。
楽譜を初見で弾き、途中で変奏を入れて、
トリルを使用する人もいます。
興味深いのが、真面目な性格で
与えられた教本のみ学んでいる人は、
「弾いたことがない。」といって躊躇するのです。
反対に、普段楽譜を読むのを
億劫に感じている人が、
自信を持って弾いたりします。
ヤマハのグレードに沿って
レッスンを進めているせいか、
メロディ聴奏を経験していると、
見よう見まねで弾いてしまいます。
7級以上を取得していれば、
変奏を加えるのにも驚きました。
同じ曲のお題に人それぞれの表現がある、
発見のクリスマスです。