宮城県栗原市築館 みさきピアノ教室

弾けたらいいな…を弾けた!にしましょう
楽譜の余白
2021/05/10 公開

4月下旬から5月上旬まで、

2週間ほど回数調整のお休みでした。

先週のレッスンで、

「ピアノ久しぶり。」

「2週間もあったから弾きこなしちゃったよ。」

と言われ、

たくさんお話してくださる生徒さんとお会いして、

幸せな気持ちになりました。


3年ほどみさきピアノ教室へ

通ってくださっている生徒さんになると、

だいぶ話題を詰め込んでも付いて来て、

反応も速いです。

「指の形はどうかな。」

のひと言で素早く弾き方を変化させます。


指の形について楽譜には書いてありませんので、

レッスンで教わることですし、

楽譜の余白を習うのだと思います。

「フランスの古い歌」という曲を

弾いている生徒さんには、栄枯盛衰のお話をします。

私にはそのように見えるので、

採用するかは生徒さんにお任せします。


演奏していても、何調の何の和音かわかってくると、

弾き方が変わります。

理論を伝えて説明すると納得感があるようです。

速く止まらず弾けることも大切ですが、

良く聴いていないのはもったいないです。

目的地にまっしぐらに向かうのか、

周辺を観察しながら歩くのかの違いと

似ています。


不思議なもので、

書いていない内容に気づくかどうかは

年齢や性別には関係ないようです。

幼児期の男の子が間合いを感じ取って

連弾でぴったり合わせることもよくあり、

ピアノレッスンの面白いところです。