4月下旬から5月上旬まで、
2週間ほど回数調整のお休みでした。
先週のレッスンで、
「ピアノ久しぶり。」
「2週間もあったから弾きこなしちゃったよ。」
と言われ、
たくさんお話してくださる生徒さんとお会いして、
幸せな気持ちになりました。
3年ほどみさきピアノ教室へ
通ってくださっている生徒さんになると、
だいぶ話題を詰め込んでも付いて来て、
反応も速いです。
「指の形はどうかな。」
のひと言で素早く弾き方を変化させます。
指の形について楽譜には書いてありませんので、
レッスンで教わることですし、
楽譜の余白を習うのだと思います。
「フランスの古い歌」という曲を
弾いている生徒さんには、栄枯盛衰のお話をします。
私にはそのように見えるので、
採用するかは生徒さんにお任せします。
演奏していても、何調の何の和音かわかってくると、
弾き方が変わります。
理論を伝えて説明すると納得感があるようです。
速く止まらず弾けることも大切ですが、
良く聴いていないのはもったいないです。
目的地にまっしぐらに向かうのか、
周辺を観察しながら歩くのかの違いと
似ています。
不思議なもので、
書いていない内容に気づくかどうかは
年齢や性別には関係ないようです。
幼児期の男の子が間合いを感じ取って
連弾でぴったり合わせることもよくあり、
ピアノレッスンの面白いところです。