勉強の順番
2022/06/17 公開
あっという間に時間が過ぎてしまうので、
手を付けるのを考えてしまう勉強があります。
それは転調です。
1年半くらい前から、
キーボード・ハーモニーによる即興演奏
という本を学んでいますが、
減7という和音を用いる転調のページに来て、
随分時間がかかっています。
先日やっと諦めがついて、
楽譜に書いてから弾くようにしたところ、
少しわかってきました。
音を出して響きを聴くと、
聴き慣れている和音のため、
次は何の音へ進むか大体予測がつくのですが、
それは感覚で覚えているだけなのです。
音だけで語学を習得している過程と
似ているかもしれません。
後付けで理論を知るのは、
順番として正しいはずですが、
なかなか大変です。
それでも、和声学の授業で教わった通りに
音が動いているのを発見すると、
嬉しくなります。
和音に名前がつくと区別して扱えるので、
教会で演奏しているような響きを感じられます。
理解して伝えたいので、今日も向き合います。