宮城県栗原市築館 みさきピアノ教室

弾けたらいいな…を弾けた!にしましょう
ピアノを学ぶ価値
2022/06/27 公開

ピアノ教室に通うと出来るようになることは

たくさんありますが、

その中でも私のお薦めがひとつあります。

それは、「子守歌を歌えるようになる」です。

子守歌はどこで覚えるのでしょう。

赤ちゃんの頃歌われた音楽を記憶するのでしょうか。

もし歌を好きでなければ、

進んで歌わずに音楽を聴かせるのかもしれません。


初歩の段階で、子守歌は何度か扱われます。

8分の6拍子もしくは

3拍子を2小節ひとまとまりで考えます。

子守歌は、静かで穏やかな眠る曲と思われがちです。

先週の土曜日、ある生徒さんに

「子守歌はどんな曲。」と尋ねたところ、

「眠らせる曲」と答えてくれました。

眠って欲しいという表現が必要です。


全音楽譜出版社のトンプソン

現代ピアノ教本を使用しているのですが、

8分の6拍子を徹底的に扱う時期があります。

様々なパターンを経験することにより、

他の拍子との比較が可能になります。

長期にわたり音楽に一所懸命取り組んだ人は、

揺れを作り出せるようになります。

毎週譜読みで音程の確認もしていますので、

正確に歌えるようになってきます。

親になった生徒さんが寝かしつける際に

遠い過去から応援できる仕事だと気づいて、

今日も頑張ろうと感じます。