トンプソン現代ピアノ教本1(全音楽譜出版社)に
「夕べの鐘」という曲があり、
土曜にいらっしゃる生徒さんが取り組んでいます。
腕を使う弾き方について解説が載っているので、
前回のレッスンで私の演奏を聴いてもらいました。
先週のレッスンで
そっくり真似ていたので驚きました。
手の形が整っていたので、
音も似通っていたのです。
私はどちらかというと真似が得意ではないので、
非常にうらやましい能力だと感じました。
それでも手放しには喜べません。
真似が得意な人は、
何も考えずに弾けてしまうことがあります。
挿絵があるので、
「夕べの鐘」は「朝の鐘」と「昼の鐘」と
どのように違うのか比較して話し合います。
私達の方向性が決まってから
再び確認で弾いてみます。
お家の方が迎えにいらっしゃるので、
今回特に良く弾けていた様子を伝え、
ぜひとも「聴いていただきたいです」と
お話しました。
自分と同じ音が
生徒さんの演奏から聴こえてくると、
驚きと共に嬉しくなります。