先月末、東京へレッスンを受けに行って来ました。
今回は直前まで何の曲を見てもらおうか
選べず迷いました。
レッスンは、
曲を通して音楽の読み方を学ぶものです。
その曲の弾き方だけ覚えると、
他の曲に応用が効きません。
もちろん、ある程度の数をこなす必要はあります。
「あの曲と同じ」と気づけば覚えた内容を使えるはずです。

私の先生は、
楽譜に書いていないことを説明してくださいます。
「どれだけ見抜けるかが大切」とおっしゃいます。
今回も、メロディーの方向性や連符の表現を
教えてくださいました。
指導者が指揮をして膨らませるように振ると、
ゆとりが生まれて弾きやすくなります。
そのような動きを演奏中にひとりで感じながら
表現したいですし、生徒さんへも伝えたいです。

今週のレッスンでは発表会の選曲を進めます。
中には私が知らない曲もあり、
今回初めて提案する曲もあります。
生徒さんがどんなところが好きか
一所懸命説明してくれますから、
詳しく聴いて音を確認しながら学びたいです。
今、一緒に相談しているのは、
ミュージカル曲の英語の歌詞をどう扱うかです。
楽譜に表れていない部分を読み取れるかが鍵です。