6月も終わりに近づき、
夏休み目前ですが
中高生は考査の時期でもありますね。

レッスンを始める前には、生徒さんの年代を問わず
出席カードにスタンプを押しながら
近況を伺うようにしています。

差し迫った予定や忙しい準備などの有無、
どのくらい時間的余裕があるのかによって、
練習や宿題の量も変わりますね。
意外と小さなお子さんでも「忙しい」
という方は多いです。

可能な限り目の前の課題を弾ける状態にして、
魅力的に曲を紹介し
「あんな風に弾いてみたいな」
と目標にしてもらえるように取り組んでいます。

お家で確保できそうな時間帯を話し合い、
今日学んだ内容を振り返ってもらいます。
楽譜を読む時間がなるべく速くなるように
ソルフェージュなどで読み方を伝え、
忙しい時でも
初見で課題がある程度弾ければ負担が減るはずです。

ピアノの良いところは、
出来ない状態からスタートするところです。
何度も試さなければ上手くいきません。
「弾けていない」と認めるところから始まり、
どうしたら改善されるのかを教わって
試行錯誤する点が私は好きです。

次のレッスンまで計画的に進めなければ
間に合いません。
毎週繰り返しているうちに、
締め切りまでに間に合わせられるようになります。
考査や仕事にも役立つのではないでしょうか。

簡単にクリアしていたら私自身が長年続けませんし、
レベルに関係なく理解度に差が出てくるのも
興味をそそられます。