夏休みも後半になり、
宿題の進み具合を報告される時期になりました。
予定が多い中大変でしょうが、
間に合わせて欲しいですね。
ピアノの宿題も学校の宿題と似ているかなと思います。
与えられた課題は決まりごとも多いですよね。
何百字詰め原稿用紙何枚とか
画用紙のサイズが決まっています。
楽譜もある程度の速度が指示され、
音符や休符の長さ、記号も定められています。
制約の中で自分を表現するのです。
学校は、取り合えず提出日に出せれば
課題としてはクリアです。
ピアノレッスンの場合は、
楽譜を読んで間違い無く弾けている状態でしょうか。
指導者側としては、レッスンが始まる前に
ある程度想像をしています。
「今日はこのくらい出来ていたら嬉しいな」
「あの部分まで弾いていたら相当頑張っている」
と予測を立てています。
そんな中、時々私を驚かせる生徒さんがいるのです。
たいてい意図的で、
私の反応が予想通りだと、喜んでいます。
びっくりした時はたくさん認めて、
更に先のお話を伝えられます。
余裕を持って弾きこなしているからこそ
消化不良にならずに吸収してくれるはずです。