11月末、東京へレッスンを受けに出かけました。
来年の発表会で弾く予定の講師演奏曲は
無事許可が下りましたので、個人練習に移ります。
発表会では何を弾くか伏せて演奏する場合もありますので
曲名は載せませんが、とても良い曲です。
クラッシックインターネットラジオOTTAVAを
聴いていた際に気に入り弾いています。
2年前から好きな曲でしたが、
いざレッスンを受けてみると簡単ではありませんでした。
好きな曲はこの部分が綺麗、
あの部分はこうあるべきなど
ある程度イメージがはっきりしています。
聴くと弾くでは大違いで、
初回レッスンから私のイメージは覆されてしまいました。
自分が気分よく弾いていると
力が抜けてしまうようなのです。
練習の段階では、しっかりと力を入れて
1音1音鳴らして音を聴く必要があります。
音の数が多い場合、手が小さければなかなか鳴りません。
今回のレッスンでは、
鍵盤の下ろし方に方向性が加わりました。
全体を通して把握出来たら、
音楽の変化を明確に理解し、分けて表現します。
「まるでスイッチを切り替えるように」
とよく生徒さんにお話ししますが、
これは自分にも言えることです。
仕上げの段階では、
今までの内容は無かったように流して弾きます。
それでも、手には記憶として残っているのです。
私自身も上手くいった
と納得できる演奏に仕上がりました。
今週末も生徒さんと発表会の曲を話題にして
試行錯誤します。
私も経験しているので共感できます。