宮城県栗原市築館 みさきピアノ教室

弾けたらいいな…を弾けた!にしましょう
自分の判断基準
2025/01/22 公開

初級、中級、上級という言葉がありますが、
基準は様々です。
先生や教室では、
月謝の違いとして区別されている場合もあります。
ところが楽譜を購入する際にも
レベルとして同様の言葉が使用されています。

発表会の曲を検討している際に
一般的に初級は小学校低学年、中級は中学年、
上級は高学年と思われているのではと感じました。

楽譜をダウンロードして購入される場合、
このくらいは弾けるだろうと判断すると後で大変です。
担当講師の助言をもらい
どの編曲がお子さんに適しているか
薦めてもらうと良いでしょう。

選曲の際は生徒さんと一緒に
楽譜を確認しながら選ぶのですが、
先日面白いことがありました。
インターネットで曲名を検索したところ、
初級だけで何曲もアレンジが異なる楽譜が
出て来たのです。

1曲ずつ何が違うのかどれが良いのか
相談していたところ、
生徒さんが私と同じ判断基準を持っていたのです。
中学年ですが、和音の数やリズムの多さなど、
右手のメロディが幅広く作られているか
見て決められるようなのです。

その生徒さんのご家庭には、
楽譜の購入をお任せできました。
きっと、近い将来自分で楽譜を選べるようになります。
「よくわかるね。」
と言ったら、本人は得意げでした。