新年度が始まりましたね。
学校行事などが続く前に、
リニューアルされた仙台市科学館へ行ってきました。
体験できる展示が増えていて、
小さなお子さんもたくさん楽しまれていました。
ヤマハのアップライトピアノが
蓋を外し透明のガラスに囲まれて設置されており、
皆さん近づいて興味深そうにご覧になっていました。
調律の際に中を見たことはありますが、
自動演奏でハンマーの動きがわかりやすいです。
グランドピアノの場合
中をのぞかなければわかりませんが、
縦型のピアノなら88鍵がオーケストラのように
感じられます。
和音や重音が同時に動いている様子が
打楽器のように見えてきます。
日頃身近に接している楽器でも、
見せ方や伝え方によって理解が深まる
と教えられた気がしました。
音に関する展示は他にもあり、
ハープの形をした音階の表示に手をかざすと
音が鳴る仕組みでふたりでアンサンブルを試すコーナー、
ドップラー効果やパラボラアンテナも
自分で動かして音を確認できます。
科学と音が繋がって
大人も一緒になって熱心に取り組んでいました。
楽譜から演奏や解釈を考える時間が多くなりがちですが、
音の不思議から始まる音楽もあるのだと思います。
新しい見方が広がる出来事でお薦めの場所です。