昨日は隔月に東京の先生へ伺うレッスン日でした。
前回は発表会の講師演奏曲を中心にみていただいて、
今回は自由課題です。
先生が編曲された「Tea For Two」
ヴィンセント・ユーマンス作曲から弾き始め、
和音の機能や転調を理解していなければ
表現に繋がらないのだと再認識しました。
ワルツの話題が出たので、
チャイコフスキーの「四季」より
クリスマスを弾きました。
フレーズの感じ方に違いがあり、
アルペジオの考えを変えたところ
音楽が進むようになりました。
シューマンの「謝肉祭」は幅広い和音をどのように扱うか
何度かアドバイスをいただいていましたが、
私の弾き方が重かったので
軽くしていくことになりました。
始めから軽くしてしまうと
ただ流しているだけの演奏になりますから、
客観的な意見を教えてもらう必要があります。
特に「ピエロ」という曲の解釈が面白く、
日頃のレッスンで私もそのように伝えたいと
強く感じました。
トンプソンの現代ピアノ教本③(全音楽譜出版社)から
・アンダンテ 交響曲第6番‘’悲愴‘’より
チャイコフスキー作曲
・ガボット
ダヴィッド・ポッパー作曲
・メヌエット ‘’弦楽四重奏曲‘’より
ルイージ・ボッケリーニ作曲
の3曲をご指導いただきました。
うまくいくと、自分の手から出ている音とは思えない
音楽が聴こえます。
3曲とも元はピアノ曲ではないため工夫が要ります。
弦楽器に聞こえるように、先生は横で指揮を振り
わかりやすく伝えてくださいます。
最後はベートーヴェンの「月光」3楽章を
どのように扱うか指導法を実際に試し、
物事は段階を踏んで出来るようになっていくと
実感しました。
曲数が多いため、行きと帰りの新幹線は
分析や書き込みを続けることになります。
この1日で毎日のレッスンが楽しみになるのです。