幼少期のグループレッスンでは
お友達と歌って音感をつけたり、踊ってリズム感を身につけたりというレッスンから始まり、
決まった教材でみんな同じように学んでいくのですが、ここでやはり他の子との差が出てしまい、ついていけなくなって
嫌になる子も多いのではないでしょうか。
グループレッスンでは、1人の為に課題を優しくしたり覚える量を減らしたりはできません。
その点では個人レッスンはマイペースと言えるでしょう。
私の生徒さんも本当に様々です。
基本的に当教室では
幼少期【みんなのおけいこ】小学生【バイエル上下】をメインの楽譜として取り入れてますが、バイエルをやらずに好きな曲だけやっている子もいれば、バイエル+ハノン(指練習の本)と基礎を強化するようなレッスンをしている子もいます。
また、大人のレッスンも同じく様々です。
私の方針は得意な事、好きな事をとことんやってまずはピアノを好きになってもらう事。
苦手な事は本人が必要と思った時に取り入れる。
決して何もしない訳ではなく、
ちゃんとした基礎が必要だと認識させるよう仕向けるのです。
小さい子が興味持ったピアノ、
初めからその子がやりたくない事をやらせてはせっかく好きになったピアノも嫌いになってしまうと思うんです。
その子が本当にピアノにのめり込んだ時。初めてもっと上手になりたい!と思った時。
うまく弾くには練習が必要だと必ずわかるはず。
意外と私や親御さんが口煩く言わなくても子供ってわかるものなんです。
その為に私は日々「この子がもっとピアノにのめり込むにはどようなレッスンをすべきか」
それぞれの生徒さんに対して模索していくのです。