日々のレッスンで、早く弾ける様にしてあげたいと思うことの多い日々です
がしかし、そのこによるペースというものがあって、特に小さい子の場合。
小学高学年や中学生は勉強を理由にペースが落ちる場合も多い。
つい最近のことです。
4歳児くん、両手でなかなか弾けなかった。左手はその場所に置いてるのに、同時に打鍵というのが出来なかったのですよ。ところが、先日、出来たのです。
私も漸く出来た〜ととても嬉しいレッスンとなりました。
まだ、4歳なので、付き添いのママに甘えることも多く、ママもヤキモキ。
少しずつですが、ママと一緒に弾く〜はなくなるでしょう。
確信しましたよ。もちろん、3歳児でもママと一緒に弾く〜という子がいる訳では有りません。1人で出来る子もいます。。でもこの子はそうだった。お母様も待ちました。私もこの子ができる様になる日を待ちました。
待つことは大切。。。。。お母様もヤキモキしていた様子が毎回伺えていたので、お母様も子供の能力を信じて待ってあげていた。素晴らしいママです。
一回のレッスンでは、色々やっているので、他のプログラムでは群を抜いているので良い子ちゃんです。。両手で弾ける歓びを見つけたら弾くことに関しての枠が広がるので頑張って欲しいと思った次第です。
「待ちの教育」という言葉がありますが、エリート、天才ばかりが良い訳では有りません。薄紙を一枚一枚重ねていくと分厚い紙になる。途中で辞めてしまうとそれで終わり。。。日々の努力。先が見えなくてもコツコツする事が大切。
練習曲やバロックは譜読みが遅いのに、コンクール曲だけは一生懸命やるというのは嫌いです。そういう子は、生き方としては上手なのかもしれないけど、人間としてはどうなのって凄く疑問に思います。
4歳児くんは、過去に弾いた曲はよく覚えていて、バリッと弾くのですよ
頑張ってね