お家ではじょうすに弾けてたのに、レッスンに来て弾くとなぜだかうまく弾けない…ってなってしまったことはありませんか?
通いなれたレッスン室でもいつもと違うピアノ、先生が見ているという少しの緊張感、この二つが大きな要因です。
私もいやというほど経験済みです。
普段のレッスンですらこうなのに、大きな会場、たくさんの人が見ている中、たった一人ステージに上がって弾くって本当に大変。
楽譜に書かれているたくさんの音や休符、リズムに強弱、指番号にスラーやスタッカートその他にもたくさんたくさん!これを間違えずに完璧に弾くって…
ほぼ無理なんですよ。
えっ?みんなやってるって?
そうでもありません…大抵は上手くごまかして乗り切ってるんですよ。(難しいからごまかしちゃえって練習の時から思ってる人は論外)
で、本番でうまくごまかして乗り切るレベルになるまで、必死に練習するわけです。
それでもアクシデント、ハプニングはあるんです。
私のピアノの先生は言ってました。「完璧な演奏を聴きたけりゃCD聴けばいいんですよ‼」と…
ピアノの演奏を音楽ホールで聴く人なんて世の中にどれほどいるでしょうか?
お子様がピアノを習っていなかったら、こういう機会ってなかったかもしれませんよね?
プロのピアニストの演奏でなくても生のピアノの響きって良いものです。
一人きりでステージに立つお子様をしっかり見守って、そしてピアノの響きを存分にお楽しみくださいね。