レッスンで使用しているYAMAHAのC7A。

故中島和彦先生、安倍紀子先生が選定してくださり

小学6年生の時、私のもとにきました。

レコードで聴くのと同じ音がする！と

練習がその時から楽しくなりました。

その翌年。

中学1年生で、お試しで受けた

全日本学生音楽コンクールでは

大好きなバッハとモーツァルトが課題曲であったのも功を奏してか

思わぬ予選通過、、、

本選、ベートーヴェンの6つの変奏曲Op.34

譜読みと同時進行で安倍紀子先生がレッスンしてくださり

学校を1ヶ月休んで（学校の先生方、応援してくださいました）なんとか本選の銀座ヤマハホールで無事演奏できました。

当時、いちばん大好きな作曲家はモーツァルト。

限定していうと、エッシェンバッハが弾くモーツァルトのピアノソナタが大好きでした。レクイエムとかオペラも聴いてみたけれど、あまり良さが当時の私には理解できませんでした笑

誕生日プレゼントに、モーツァルトのピアノソナタ全集レコードを買ってもらった位、好きでした。

もう、亡くなられてしまったヤマハの調律師さんが、中学生の私の不躾なお願いである「スタインウェイみたいな音にしてください」に応えてくださり、調律していただいた後は、本当にレコードのエッシェンバッハが弾くモーツァルトの音がしました。レコードジャケット裏の解説に、ピアノはスタインウェイとあり、そうお願いしたのだと思います。

（こちら画像のピアノは、免税最後の年に私のもとにきたC3A。今は実家に。家族や私が時折弾いています♫）

レッスンではC7Aを使用しております。

2021年夏にハンマー交換し、甦りました。

このピアノから出る音が好きです。他にも良いピアノだな！はありますが、私の原点。

「弾いているうちに、谷内さんの音になってきますよ」

本当にそうなってきました♫

想い出深い楽器ですので、今後も大切に弾いていきたいと思います。