先日のプレミアムコンサートで
金子勝子先生に講評をいただきました。
それもキッカケでしょうか。
ずっと気になっていた「指セット」購入しました!
とても大切な
タッチについての指導、指づくりの指導。意図した音色をきちんと届けるためには、耳づくりと指づくりは2トップです。
指導者ライセンスで勉強し子供目線を意識すること、自分自身のタッチについて樋口先生にご指摘いただく事が多々あり、考えるきっかけをいただき、最近かなり意識しています。
その昔。ピアノ先生として若かりし頃は、一言でいうと頑張っていました!(笑)
ただ
指の形から、動作など、説明の言葉どおりにしようとすると、型でがんじがらめとしてしまうと、逆にチカラが入ってしまう生徒さんが多く、、
言葉としては、感覚が掴みやすいかなと「歩く」に例えて説明してみました。
弾いて見せ、足でも歩いてみせ、よほど変なクセがないかぎり、言葉で指示をださないようにしていました。
小指が突っ張る生徒さんには、つっぱっていたら弾けない曲を選んだり等の工夫をしていました。
アコースティックピアノでの練習環境(グランドピアノの方も数名いらっしゃり)にある方が殆どで、楽器が教えてくれるという部分もあるのか、成長と共に
「この曲が弾きたい」が「こんな風に弾きたい」と具体的になっていくことで、音楽の耳から成長と共に、弾き方もそうなっていく傾向もありました。
、、、とはいえ
美しい、きちんと通る音を念頭に、先を見据えた指導とは言えなかったです(汗)
そして、もっと昔の音大時代。
ピアノを弾くという地道な努力より、楽しい事ばかりが優先順位となっていた音大生でした(汗)
結果、レッスンの前日しか練習できず、人生相談にかこつけて、レッスンはフリートークでお願いしていました(汗)
見かねた長島先生が、「ハノンとツェルニー30番なら練習していなくても弾けるよね?いや、音大生ね、実は「きちんと」弾けないんだよね、これが!」とレッスンしてくださいました。
卒業後は、ハノン1番で、手首をきちんと持ち上げ無駄な力はいらない脱力と指の角度、合理的な動きの為の理屈と共に、1番だけでこんなに応用練習ができること。そして、スケールとアルペジオ全調をレッスンしていただきました。
グランミューズ部門にチャレンジし始めてからは特に、自分の演奏のために、また勉強したいと思っていたのです。
指セット、ページを開くと
金子勝子先生が指セットを考案された背景、目的についての文章、7ページから実践がはじまります。
早速、注意点を読み、弾いてみました。
ハノン41番のアルペッジョのリズム練習、、私はリズム練習は、付点リズムでしか生徒さんに指示したことなく(汗)初めて取組む生徒さんは、このリズム練習の方が力みなく出来るだろうな、、
QRコードで、動画を見て、聴くことができます!
大昔、雑誌の記事でアルゲリッチが「ここは難しくて嫌ね、指がこんがらがってしまうわね」「タコみたいに鍵盤に吸い付くように弾くのよ」と話していた記事を読んだことがあります。
あんな風に自由自在に弾けたら!
気づきを得て、思いたったが吉日♫