谷内彩子ピアノレッスン

いつも心に音楽を♫
所沢ミューズ アークホール2/26
2023/02/26 公開

ピアノ、クラシックファンのみならず「ショパ婚」が話題の小林愛実さん。

 

2021秋、眠い目もどこへやら大ファンとなってしまったショパンコンクール。

生演奏を聴いてみたい!と思っていたら、ママ友ピアノ先生よりお誘いがあり行ってきました!

 

所沢、航空公園駅にあるミューズアークホール。

初めて訪れましたが、パイプオルガンがある素晴らしいホール!

 

プログラム前半にショパン ピアノ協奏曲第一番。

2階席でしたが、愛実さんの繊細かつ、しなやかな音色を堪能してきました。

もうすぐご出産、母なる大地のような包まれるような息の長いフレーズと深い低音の歌い方。

増々ファンになってしまいました。

アンコールでは24の前奏曲より17番。こちらも思いを静かに吐露するような幸せのおすそ分けをいただくような響きでした。

 

そして、後半はマーラーの交響曲第一番「巨人」

初めてずっとエキサイトしてマーラーを聴きました!

 

指揮の原田慶太楼さん、もちろん存じ上げてますが、初めて生演奏で聴きました。

聴いている側にも、見ているのは指揮者の背中側なのに、どのように楽器に念を送ればよいのかが、よく分かる!

マーラーを長い手足を全身をバネの様にバレリーナのようにタクトを振り、、、

Ddurの力強いファンファーレとともに、マーラーの怒涛のような魅力、初めて思い知りました!

友人先生も「カッコウを思わせる4度の動機、各楽章でわかりましたよね!」

動機や作り、意図がよくわかりました。

ピアノ演奏のとき、「自分の中に指揮者を置いてね」よく例えに使われますが、、、

拍感の定義から捉え方が原田さんの全身が描く曲線で、どこに点を打ちフレーズを繋げていくのか。。。現在の私の課題に多大なヒントをいただきました。

また打楽器ティンパニー。まさにマーラーの心臓!

読響と原田さんのファンにもなってしまいました!

 

久しぶりのホールでの「ブラボー!!」冷めやらぬ中、愛実さんもピアノに登場?と思ったらオーケストラが「Happy birthday to you!」

原田慶太楼さんのお誕生日!

 

お誘いくださったママ友先生、アークホールのお食事も素晴らしく、私にとってもスペシャルな一日でした。