「カノン」といったら、ポリフォニーの本格的な練習が始まる合図、と貴子先生♫
Miyoshiピアノ・メソード第3巻では、インヴェンションの導入で使っているという練習曲を教えてくださいました。
そこで「1回目のレッスンで曲全体の外観をつかむ」レッスンをする。
それは、ズバリ「宝探し」。「黙読、目をきちんと使える」ようにする練習ともなるのかな、と思いました。
音型を目印に宝探しのように、曲全体を掴んでいく方法で、外観を捉えることが出来る。
1回目のレッスンでそれが出来るようになる、ということ。
子ども達は喜んで宝探しします(確かに。ぴあのどりーむでドに赤、レは黄色、と自分でやってくる生徒ちゃん♫レッスンで実証済み♫)
だから
練習してこないと何も進まないよ!とプンスカするのではなく「曲の入り口の、今出来ること」は、沢山ある、とおっしゃいます!
子供達も「難しそうだから自分じゃ無理と思っていたけど、、、出来そう!?」と
見つけた、わかった!!こうして、曲そのものに興味を持ってもらう。「その気スイッチ」が発動するだけで指導者にも余裕が生まれるのです(いつも、貴子先生のお話にウンウン、頷いてしまいます♫)
そういえば、私も小学生の頃からバッハは
まず色鉛筆でテーマ分けをやっていました。そうしたら、譜読みがしやすかったからです。
まだ楽典や聴音のレッスンは受けてなかったけれど、進度につれ、なんだか雰囲気違う!は色分けしたり、自分の気づきも取り入れたりして書き込んでいました。
レッスンで、ある箇所についてアーティキュレーションの指摘を受けたら、同じモティーフを探して✔︎を入れたりしていました。
この一連の流れを、インヴェンションに入ってからでなく
まだ導入の、この頃から習慣として、楽しいスキルとして身につくと、グッと名曲が身近になる。
いきなりハードルを上げるのではなく、導入から少しずつ、なんですね!
やまびこカノン
「見つけてごらん、出来るよ!」のメッセージが伝わります!
レッスンは「自分で出来た!弾けそう!」を積み重ねる場にしなければ、と貴子先生のお話をきき、思いました。
大人となってしまった事で、見落としがちなこと、忘れてしまっていた小さな宝もの。
ピアノ指導者にとっても「レッスンの宝探し」観が満載なMiyoshiピアノ・メソードです♫
来月から4巻スタートです♫