大導寺錬太郎先生♪♪実家時代の生徒さんがお世話になりました。それがキッカケで指導者ライセンス(検定)を知りました。
地元中学校の先輩、お話したことはないのですが、今年の年賀状では、昨夏のギャラクシティコンクールの本選で審査していただいたことを書きました♫
シャコンヌ(バッハ=ブゾーニ)で、しんしんと始まり、、ご自身の内に静かに佇むようにピアノに向かわれ、静かに燃える感じの演奏で始まりました。
続く「孤独の中の神の祝福」
この曲、大導寺先生に引き継いでいただいた当時は中学生だった元生徒さんが
「いつか弾きたい曲、先生も聴いてみてください!」と数年前にお話していた曲目。
「随分渋い曲が〇〇ちゃん好きなのね」この日ご一緒して、このエピソードを大導寺先生にこの話をしたことない、と言ってましたが笑笑
私もいつか弾きたい!!と思ってしまいました。
素晴らしい演奏をきくと「私も弾きたい」と思ってしまいます。
続くベートーヴェン創作主題による32の変奏曲。
シャコンヌも、この32バリエーションも、いつか弾きたいと練習していたことのある曲でしたが、私の知らない内声メロディが浮かびあがり、私とは違う解釈だけれど「この方の音楽好きだなあ」
休憩を挟んでJ.ブラームスのピアノソナタ第3番は、第4.5楽章は私も舞台で弾いたことのある、大人になってブラームスの良さがわかってきた作品。(大学時代はシューマン派)
私は、弾けば弾くほどに、楽譜で(頭で)ハーモニーを把握するほどに、響きの空間認知が難しいと苦戦していました。
素晴らしい演奏でした。
アンコールのシベリウス樅の木と、ラフマニノフのライラック。ライラックは特に、静かな語り口だけれど、溢れるような歌心が後方席まで広がって来ました!
こんな風に音を紡ぎ語れる音楽を、そんなピアノ演奏が出来るようになりたい、と思いました。
演奏会日和、王子ホールで久々に元生徒さんにもお会いし、いろんな想い出話も出来て、充実した1日となりました♫