東京文化会館。
18人のピアニストが演奏するモーツァルトのソナタ全曲演奏会。
今年のグランミューズでは、モーツァルトに久しぶり向き合い、舞台で弾く緊張感(怖さ!)を味わいました。
音数がロマン派近現代と比べて少ない、バッハやモーツァルトです。ピアノの音色が1音1音がクリアにわかります。ピアニストそれぞれの方の、モーツァルトの音色をぜひ聴きたいと行ってきました。
モーツァルトで、一度に18人のピアニストの演奏が聴ける演奏会、途中からですが、18番まで聴かせていただきました。長丁場とはいえ十人十色のモーツァルトの世界、意外にあっという間でした。
モーツァルト
私は音がキラキラと空間を舞っているのが目に見えるような、、、そんなイメージです。
自分がモーツァルトを演奏する時、1音1音にエアーを送る際に、空間で光を受けれるように多面体な音になる様にタッチします。フレーズの中でキラキラ繋がる様に、重心を変えて、、、
とっても神経を要し、またホールの響き具合によって、想定と全く違ったイメージとなってしまう。。(作曲家によって、違う神経を要します)
また、間の取り方も独特です。自然に聴こえるようにするには、耳で計算します。
昨秋、アンリバルダさんのモーツァルトを東京芸術劇場で聴きました。
ピアノから風が起こり、空間にキラキラ音色が舞ってワクワク感動しました。
今日も
ピアニストそれぞれの素晴らしいモーツァルトの音色を堪能させていただきましたが
その中には「違う楽器で弾いてるみたい!」、ベテランのピアニストの方、、、これは生演奏を聴かないとわからない響きです。
とても、勉強になったり
懐かしい知人にお会いできたり
昔の同門で数十年ぶりのピアニストさんとお話できたり、、充実した1日でした。