柏屋楽器フォーラムミュージックセンターホール(浦和)
ピアニスト上野優子さんの地元、浦和。(写真は上野優子先生のInstagramより)
先週行われたコンサート会場で、非公開のマスタークラスがあり
上野優子先生のレッスンを受けてきました♫
今、ピティナコンペ真っ最中なので、コンサート会場で本番さながらに弾き、その演奏をレッスンしていただける貴重な機会です。
今年で4回目の夏、ピティナコンペ。
この夏は『これまでの学びをもって、自分自身でやってみよう』と思って数ヶ月。
あっと言う間にユラユラと毎日が流れていき、夏の扉が開いたら
我流の沼に膝まで浸かってきている、、、
とコンペリハーサルとして迎えた5月のステップで自覚。
そんな中Instagramで流れてきた、以前ピティナ表参道支部主催のプレミアムコンサートで、アドバイス講評いただいた上野優子さんの非公開マスタークラス。
思い切って申し込み、レッスンを受けてきました。
プレミアムコンサートでは、鋭いご指摘の中にも、私が演奏に臨む姿勢を感じとってくださっているコメントをいただいた事キッカケ。
まさにその通りの充実したレッスンでした!
〇〇メンデルスゾーンのフーガ〇〇
どんなイメージで始まりたいですか?神秘的に。それなら、手首から音をだしたら安定したコントロールできません、肩甲骨から肩の重みを手首は柔らかく手は熊手のようにして、、腕のこの辺りの筋肉使いますよ、えっ?タプタプのここに筋肉ある?ありますよ笑笑
メンデルスゾーンの描いた絵を見た事ありますか。細かい感じのデッサンみたいなものを見た事あります、そう神経質な感じありますよね、だから、この細かな休符きちんと表現しないと。内声♩が伸びてない、やソプラノとアルトのアーティキュレーションの違いが出ていない。
最後コラールへの盛り上げ方(前日のコンペ予選でも、迷いが出ていたのがテキメン演奏に出てしまい汗)、、、冷静に構築する感じにしたい、、『フォルテシモ、この曲のどの部分に何回ありますか?』また、曲クライマックスのコラール、マーチの表現ペダリング(練習し定着させなければ汗)
〇〇三善晃先生ソナタ3楽章〇〇
フランスものが好きなんですか?いえ、どちらかというとドイツものが好きです。この曲デュティユーと本当に似てるのですが?始めデュティユーを勧められました、、日本人の作品ですから拍感しっかり、このアクセントが裏拍にくる皮肉を表現して。逆にアクセントついてますよ!クサビとアクセント、こっちのほうに重さ欲しいですよね、左手のレガート親指重たいですよ。
また、山を作って山場を保てていませんが、それは何故か等々。
レッスンとは『愛ある鋭いご指摘!』また『この作品が生まれる必然の時代背景』など、マスタークラスに参加された他の方々とのミニ懇親会でも刺激ある色んなお話を窺え、パワーチャージが出来ました。
なかなか楽器店さんでは、珍しい非公開のマスタークラスを、他にも企画されてらっしゃるとのこと。
地元の音楽家を応援するかたちで、演奏会やマスタークラスを企画し、それが子ども達やピアノの先生にとって音楽を身近に感じ勉強できる機会となる。
素晴らしい企画♫
ありがとうございました。