今年春からは特定の先生には就ていないのもあり
『会いたい人キーワード』で
グランミューズサロンやマスタークラスづいています。
グランミューズサロン。
10年位前から開催はあったと聞きましたが、私がチェックし始めたのは今春から。
コンペ夏にも参加したいグランミューズサロンあったのですが、タイミングが難しく断念。。。
とにもかくにも
『この方が、直にアドバイスしてくださる』のは、ピティナステップとはまた違い、グランミューズサロンやマスタークラスならでは。
そして
Miyoshiピアノ・メソードの武田真理先生に師事し、三善晃ピアノコンクール1位
嘉屋翔太さんがグランミューズサロンに登場なさるなら
『三善晃先生ソナタ!』
鬼気迫るレッスンでした!
私が演奏後(曲後半暗譜が飛びましたが汗)、開口一番「この三善晃3楽章で1番重要だと思う事は?」「テーマがきちんときこえること」「確かにそれ、重要です。その為には?」
まさに「背景や楽譜の音を読み解き具体化する」
嘉屋さんの現代曲は誰にも負けないという気概、熱い思いが迫る密度濃いレッスン、30分があっという間でした。
フランス音楽の影響、パッチワーク的、ピカソのような、ソナタ形式で書いているが
◎ソナタ全体を見渡し1楽章で出てくるモチーフ◎3楽章冒頭のテヌートstaccatoの表現◎Aに全く違うBをくっつけているフレーズをどう演奏で統一性持たせるか◎冒頭mezzo pianoのニュアンスから、楽譜の音を表示記号を読み解き、どんな音で表現するか、タッチ含めて合理的な運指の見直しもアドバイスいただきました。
この3楽章。
例えば1ページでキャラクターはいくつ必要か?個々をみていったらば無限となりこの曲は飽和状態となる。
そうならないように
『同じテクスチュアを増幅させる』
パッチワーク要素を明度をあげた色調で表現すること。
スタッカートの表情も混ざらずに揃える。
アクセントが初めて出てくる場所、多用されるアクセント連打、パーカッション的な要素、多様なスタッカートの表現、山型スタッカートの箇所(点)を繋ぎクレッシェンドしていく、、
音量とアーティキュレーションを核化して揃える。
初めてのグランミューズサロンでは『クロアキ』亜樹さんに三善晃ソナタ聞いてもらい『情報が多いと聴衆は聞いてくれない、チョイスして届けないと』
つまり『楽譜の音を全部しっかり弾けば良いんじゃない』楽譜の音情報の認識。
グランミューズコンペでもタッチの多様性ご指摘いただきました。
楽譜を読み解きアナライズした音楽をする。
なんだか
現代曲。
やっと?組み立てかた、見えてきました!