こんにちは、四谷あい です。
ご覧下さり有難うございます。
今週もショパン国際ピアノコンクール配信を追っております。
現在、3次予選(セミファイナル)の真っ只中。
各コンテスタントの緩急付けたプログラムを聴く中「マズルカ」に注目してみました。
ショパンは、ポーランドの民族舞曲である「マズルカ」を芸術作品にまで高めたことで知られています。
ショパンのマズルカはポーランドの民族性を強く感じさせる作品であり、ショパンの心情がストレートに表現されているものも多いです。
4分の3拍子を基本とし、2拍目や3拍目にアクセントが置かれる独特の3拍子感が特徴です。
3拍子というとどうしても1拍目にアクセントが置かれがち!
その独特の拍子感をバランスよく表現するのは何と難儀なのだろうと感じました。
2次予選を聴いていて感じたのは「さすがポーランド人のマズルカは自然だわ」という事でした(当たり前かもしれませんね)。
拍子感をその曲らしく捉える事はピアノを弾く事のみならず、音楽を奏でる上で最も重要な事の一つであると改めて思った秋の1日でした。
※画像は3次予選進出者リスト