先月入会したばかりのYちゃん。
ピアノ歴は2年ほどあるので、
先週のレッスンでは
バスティンピアノレッスン①の
Cポジションの曲を宿題にあげていました。
よく弾けていたので、
すぐ花丸をあげると……
まさかの不満顔!!
「え~~。」と、
声まで上がって
ちょっと助けを求めるように
ソファーのお母様の顔を
見ました。
そうしたら、お母様が
「この子はこの曲が大好きで…。」と
苦笑されました。
それで合点がいきました!
もっと弾いていたいということです。
とても微笑ましい不満に、
思わず私まで大笑い。
花丸のままで
復習してくることになりました。
いつからか、
私は歌詞の付いてない教本の曲、
あるいは英語の歌詞だけの曲などに
自分で歌詞を付けています。
最初は
鼻歌まじりにその場で
即興で歌ったのが始まりでした。
そのうち、
子どもたちが喜んでくれたり
自分が良かったと思うものは、
いつも同じ歌詞になるように。
このバスティンの
エレファント ワルツ にも、
ちょっとコミカルな言葉を
付けています。
ぞうのダンス
どすん! どすん!
おもいぞー。おもいぞー。
ぞうのダンス
どすん!どすん!
ゆかがぬけるぞー!!
たいがい 最後の一行で、
子どもたちは大笑いしてくれます。
三拍子のワルツなので
本当は軽やかに弾いた方が
良いのでしょうが、
子どもたちがおもしろがって
取り組んでくれることも
大事なことだと思っています。
いつも一生懸命のYちゃん。
どの音もきちんと弾いていて、
彼女の真面目な性格が
現れているようです。
なにかあると、
問いかけるように
笑顔のまま私を見上げる
明るい女の子です。
その素直さで、
これからも
どんどんいろんなものを
吸収していってくれることと思います!