連弾で上達する     かまだピアノ教室

本気にさせる。           力を引き出す。
お譲りの楽譜
2019/06/02 公開

兄弟そろってピアノを習っていると、

弟や妹には、

お兄ちゃんやお姉ちゃんの

お譲りの楽譜が

回ってきます。

時には、

おかあさんの楽譜も!!


私も5歳違いの姉とは、

かなり楽譜をシェアしていました。


もちろん、

2冊買う場合もありますが。


歳が近くて

同時期に同じ楽譜を使う場合は、

レッスンの度に

手渡したりしなければならないので、

ちょっとややこしいですね。


教師の方も、

丸付けをする時に

赤ではない色に変えるなどの

くふうが必要になってきます。


それと、真新しい楽譜を

もらった時の嬉しい気持ち。


そこは大切にしていかなければと

思っています。


でも、

兄弟の楽譜を

使い回しすることには、

ちょっと良い面もあります。


それは書き込み。


先生の注意書きや、

こことここは

同じ音型という印や、

生徒自身の

一生懸命の書き込みも…。


古い楽譜には、

様々な書き込みが息づいています。

だから、貴重でもあります。


オーケストラでは、

ライブラリーに

歴代の指揮者の指示が

書き込まれた楽譜が

大切に保管されていると聞きます。


無名の私でも、

自分が指使いを書き込んだ楽譜は、

真新しい楽譜と

取り換えるわけにはいきませんし、

学生時代の恩師の書き込みも

懐かしいからだけではなく、

貴重です。


楽譜をシェア中のY君は、

その書き込みを

いつもいち早く見つけて、

一回目で

その注意書きを

実行してきたりします。

「すごいねー!!」

と誉めると、

「だって、ここんとこに書いてあるよ!」

当然でショ!と言わんばかり。


頼もしいです!!


S君も、

ついこの間から

お母様の楽譜を

使い始めました。

どんな発見があるか、

楽しみですね!!